喜びは遠方より来る(B-2)

インプント4本いれました

 

Bさんの健康状態ですが、以前インプラントを入れた16年前は、狭心症の恐れがあるということで、加療中でした。現在のBさんはいたって健康で、サプリメントは飲んでいますが、薬はのんでいないそうです。

6月某日、朝一番の飛行機で札幌から、ご夫婦でいらっしゃいました。

手術は午後1時30分から始まりました。

PRP用の採血、モニターをつけ、静脈鎮静法を行うためラインをとります。いつもと同じように、ゆっくりと、確実に作業がすすめられていきます。

手術後の写真をごらんください。

3本Bさんの御自分の歯を抜き(喜びは遠方より来るB-1の写真をご覧ください9、そこにインプラントをいれました(即時インプラント)。

歯がないのはかっこうがわるいので、かり歯をつくりました。前の歯だけではなく奥のかり歯も作りました。このかり歯ですと、ごはん程度の軟らかいものなら、ゆっくりとですが、かむことができます(即時負荷)。

 

このかり歯の作り方ですが、ちょっと工夫をしています。

普通にかり歯を作ると、失敗する可能性があります。骨の成長スピードはゆっくりなので、インプラントと骨がくっつく前に、かむ力によって動くようになってしまうからです。私が行っている方法ですと、このような失敗をかなり減らすことができると思います。7年ほど、このオリジナルな方法で、上顎の即時負荷をおこなってきましたが、今のところ、失敗例はありません。

 

 

10日後ぐらいに、抜糸のため、来院されるようお願いいたしました。

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