歯根端切除術の実際(当クリニックの場合)

歯に穴をあけ、アプローチする根管治療には、限界があります。

その場合、根尖部にある病巣を直接取り除く外科的処置を行います。

歯根端切除術といいます。

写真は左上2(側切歯)の歯と歯根部の粘膜が写っています。すでに根管治療は終了していますから、腫れや咬合痛などはありません。しかし、CT写真(根管治療前のものです)からわかるように、大きな病巣があります。

そこで、当クリニックオリジナルの根切手術をおこないます。

上の写真は粘膜をはいだところです。穴が見えます。根尖の病巣によって骨に穴があいたことをしめしています。上の写真は、病巣を完全にとったところです。大きな骨欠損のところに、人工骨をPRPとともに充填します。こうすることにより、従来より、痛みなくかつ骨が造られ予後が良くなります。

きれいに縫い合わせます。約2週間できれいな粘膜になります。

 

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