いい入れ歯を作りませんか

いい入れ歯を入れるとどんなメリットがあるでしょうか?

①食物を食べる時、痛いなどのストレスがない。

②唇、頬などの顔面にはりがでて、若やいで見える。

③滑舌が明瞭になり、自分に自信ができ社交的になれる。

④よく噛めることが、脳の神経を活発にする。「ぼけ」予防になる。

⑤唾液分泌を促し、消化力を高める。

⑥咀嚼筋力を高めるので、「嚥下障害」を予防できる。

症例1

80歳の女性。

「下の入れ歯が痛くて使えない」ということで近医歯科受診。紹介され某大学口腔外科受診⇒当クリニックに紹介された患者さんです。

まず下顎の写真を見てください。いわゆる「どて」がほとんどありません。


レントゲン写真を見れば、下あごが極度に吸収していることがわかると思います。今にも折れそうにみえます。あわない入れ歯を長期に使っていると、顎の骨が異常に吸収します。

難しい症例だと思います。しかし、ていねいな仕事をすれば、吸い付くような入れ歯をつくることができます。この症例では、かみ合わせを安定させるため上顎にも入れ歯を作りました。完成しました。患者さんは「痛くなくなんでもかめます」と言っていました。

治療費は下顎40万、上顎25万、総額65万円です。

症例2

70歳女性。症例1より、下顎前歯部の骨があるため、入れ歯を支えるためのインプラントをうえた症例です。インプラントと入れ歯は、特殊ゴムでつくられたオーリングで連結されます。

そうすると、入れ歯は、舌の力で持ち上げようとしても、浮き上がることはありません。

また、入れ歯が動かないため、顎の骨吸収が抑えられます。

上顎はインプラント単独でしあげてあります。

下顎の治療費は約140万円です。

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